数日前に、NHK「ためしてガッテン」で、「怒り」をテーマにした実験映像が流れてた。心拍数を調べる装置をつけた被験者に、それとは知らせず、喫茶店内で最悪な接客に直面させ、その心拍数を測るといった実験で。大体の人は、酷い接客を目にして、どんどん心拍数が上がっていって怒り心頭に発したのだけど。ただ一人、お坊さんが被験者だったときだけは、まったく心拍数が変わらず。 *1 なんでも、そのお坊さんは、「自分は、この後行われる(と伝えられていた)実験を待つために喫茶店にいるだけで。別に喫茶店でコーヒー等を飲むことが目的ではないのだから、接客などどうでもいいことではないか」てな具合に考えながらそれら接客を見ていたとかで。また、スタジオ内では、「貴方の言動が、私の人生と何の関係があるのだろうか」という境地に達していたのだろうと、解説?喩え?をしていたり。 お坊さんはスゲーなぁ、などと単純に感心しながらも。