今回学ぶ『非同期処理』は、シングルスレッドのイベントループによって実現されるものです。マルチプロセスやマルチスレッドによる並行処理については主題としません。 言い換えると、threading ではなく asyncio を学ぶという事です。 asyncio による非同期処理を学ぶ前に、『コルーチン』という概念を理解する必要がありました。 コルーチン(英: co-routine)とはプログラミングの構造の一種。サブルーチンがエントリーからリターンまでを一つの処理単位とするのに対し、コルーチンはいったん処理を中断した後、続きから処理を再開できる。接頭辞 co は協調を意味するが、複数のコルーチンが中断・継続により協調動作を行うことによる。 コルーチン - Wikipedia 定義は上記の様ですが、具体的にはどういう事でしょうか。Python では、『ジェネレータ』を利用してコルーチンを実装する事