ポイント 玄米の外観品質1)が「ヒノヒカリ」より優れ、高温年でも品質が低下しにくい特長があります。 「ヒノヒカリ」と比べ約8%多収で、米飯食味は「ヒノヒカリ」並に良好です。 いもち病に対しては「ヒノヒカリ」より強く、縞葉枯病にも抵抗性です。 関東以西の暖地、温暖地向けの品種です。 概要 農研機構は、近畿中国四国地域向けに登熟期の高温による品質低下が生じにくい水稲新品種「恋の予感」を育成しました。 「恋の予感」は、現在の主力品種「ヒノヒカリ」とほぼ同じ時期に収穫できます。玄米品質は、登熟期の高温に強い「にこまる」と同程度で、「ヒノヒカリ」より優れています。 「ヒノヒカリ」よりも約8%多収で、米飯の食味は「ヒノヒカリ」と同様に良好です。 いもち病に対しては「ヒノヒカリ」より強く、縞葉枯病(しまはがれびょう)2)に抵抗性を有するため、栽培しやすいことも特長です。 9月13日(土)・14日(日)に
流し込み施肥の特徴 「流し込み施肥とは」 ●流し込み施肥(流入施肥)はおもに、大区画水田や大規模経営農家の稲作栽培での施肥作業の軽労化を目的とし、水田の水口から灌漑水と一緒に液体肥料や専用流し込み肥料、あるいは肥料を溶かした肥料溶液を施用する、省力・低コスト施肥技術です。また、固体肥料を水口に設置する方法もあります。 ●稲の生育に合わせていつでも対応でき、機械を使うことなく誰でも施肥作業ができるという点で、魅力的な施肥法です。 「流し込み施肥のメリット」 ●流し込み施肥のメリットは以下の通りです。 (1)水田に入らず施肥ができる。 (2)背負って追肥する動力散布機などの機械設備が不要である。 (3)機械散布や手散布と同等以上に均一に施肥できる。 (4)施肥時間が大幅に短縮できる。 (5)複数水田に同時施肥が可能。 (6)直接、水稲に肥料が接触しないため肥料やけが皆無。 (7)大規模水田には
はじめに 近年、夏季の高温による農作物の被害が多発しています。ここでは、水稲の生育に影響を与える 2013 年夏季の農業気象の概況を整理しました。具体的には、農環研 1 km メッシュ気象データ 3) を用いて、猛暑日と熱帯夜、ならびに水稲の登熟期間の平均気温の地域的な特徴を示し、気象データに基づく穂温の推定結果についても紹介します。 概要 1.1 km メッシュ気象データを使用した解析によると、2013 年の猛暑日 (日最高気温 35 ℃以上) ならびに熱帯夜 (日最低気温 25 ℃以上) の記録回数は、どちらも過去 35 年間で、東日本が 4 番目、西日本が 2 番目の多さでした。 2.出穂日から 20 日間 (登熟初期) の平均気温が 26 ℃を超える地域が、関東東部、北陸平野部、東海ならびに近畿の平野部、山陰、北九州、四国の一部に広く分布していました。登熟初期の平均気温が 26 ℃
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に対応できる農産物はこれだ! 国産のお米の食味値は平均60~65点と言われています。 おいしいと認めるお米は70~80点台。 80点を超えると一等米になります。 今年の夏は全国的な猛暑で、白濁した二等米が多い中、 何と99点のお米が自然微生物農法で収穫できました。 食味値とは? 近赤外線分析機で、 アミロース(デンプンの中の堅さの成分の比率) タンパク質 脂肪酸度(玄米) の4つの成分を測定し、食味方程式により食味値を出します。 食味値は、100点満点で表し、数値が高いほどおいしいお米になります。 このお米は、つくば分析センターで200種類の農薬を検出しませんでした。 大畠章宏経済産業相は、関係国と協議を始める方針を表明した 環太平洋連携協定(TPP)について「持続可能な力強い農業を育てるなど農林水産業 の構造強化対策を講じることが大前提だ」と言った。
米の食味ランキングは、主な産地品種銘柄について、当協会がその供試試料を食味試験した結果に基づいて評価するものであり、流通するすべてのお米を評価しているものではありません。 なお、第三者が当協会の確認を受けずに米の食味ランキングに関する情報を用いて行い、又は行っている一切の行為について、責任を負うことは出来ません。 米の食味ランキングのランクを精米袋等に表示される事業者様へのお願い。 精米袋等に特A評価を表示される場合については、「商品そのものの評価ではありません」等と表示を行い、消費者に誤解を与えるおそれのないようにしてください。不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三十四号)の不当な表示の禁止第四条で問題になる可能性があります。 表示例 表示例:不当景品類及び不当表示防止法 お問い合わせ
「米に含まれるカドミウム」に関するQ&A <1.米中に含まれるカドミウム> Q1 カドミウムはどのような物質ですか?どのような害があるのですか? Q2 どうしてお米などの食品にカドミウムが含まれているのですか? Q3 どんな食品にカドミウムが含まれているのですか?どのくらい摂取しているのですか? Q4 お米には、どの程度のカドミウムが含まれているのですか。 Q5 毎日お米を食べても健康に影響はないのですか? Q6 食品以外からもカドミウムを摂っているのですか? <2.規制及びリスク管理> Q7 国内、国外の食品中のカドミウムの規制はどのようになっていますか? Q8 国際基準が設定されている食品について、わが国でも同様に基準値を設定すべきではないですか? Q9 農産物の生産段階などにおけるカドミウムの汚染低減対策として、どのような取組みが行われているのですか? <3.食品摂食時の注意事項>
お米はイネという植物の実です。イネはもともと熱帯生まれの植物ですが、日本各地の気候や生産条件に合わせた品種改良が重ねられて、今では、おいしくて寒さに強い品種、病気に強い品種や暑さに強い品種など、いろいろなお米の品種(イネの品種)が誕生し、栽培されています。 [農林水産省「平成21年産水稲うるち米の品種別作付状況について(平成21年12月1日)」ほかより] 制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構 このホームページに掲載の文章・写真・動画像 および音声情報の無断転載・転用を禁じます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く