トップ > 愛知 > 1月17日の記事一覧 > 記事 【愛知】 競艇投票カードで甲冑 常滑の桑山さんが制作 2010年1月17日 桑山さんが3カ月がかりで作り上げたマークカードの甲冑=常滑市末広町で 常滑市末広町の無職桑山泉さん(74)が、競艇の使用済みマークカード1万5500枚を使い、戦国時代の甲冑(かっちゅう)を作り上げた。これまでにも、五重塔やジャンボ急須などを作っているが、カードの枚数と大きさでは一番。成人した孫に贈ろうと、3カ月がかりで完成させた力作だ。 66歳まで常滑競艇場の警備員だった桑山さん。大量に廃棄される投票カードを再利用できればと、退職後に「折り紙工芸」を学んだ。今回は、警察官になる夢をかなえた孫の二村哲夫(あきお)さん(20)が昨年10月に警察学校に入学する際に「厳しい訓練を乗り切れるよう、頑張って甲冑を作りながら応援する」と約束。図書館から資料を取り寄せて楠木正成