「廃棄物だという認識はなかった」。岐阜県羽島市の製麺業者「みのりフーズ」の実質経営者、岡田正男氏(78)は14日、愛知県内で報道陣の取材に応じ、意図的な偽装ではなかったことを強調した。その上で「(結果として)悪いことをしたと思うが、流れてしまったものは仕方がない」と開き直った。 岡田氏によると、産廃業者「ダイコー」の大西一幸社長とは4年ほど前に知り合った。 「いい食材があるが、販売先はないか」と持ち掛けられ、冷凍カツは過去に2回、300箱ずつ仕入れたという。仕入れ値は1箱(30枚入り)約1000円。サンプルを食べ、品質に問題がないと判断し、知人男性が交渉した販売先に2~3割増しで転売したという。 壱番屋のロゴが入った段ボール箱に入っていた冷凍カツを転売する際、別の箱に詰め替えていたことについては「ダイコーから別の箱に変えてくれと頼まれたから」と説明。 また「なぜ安いかは考えもしなか