2019年5月11日のブックマーク (4件)

  • 文系の学問における注と参考文献の話、補遺

    「文系の学問において資料の実在を証明するものとは何か」(anond:20190510230425)についたブコメに応答&補足説明します。 参考文献と注は違うよ!Wikipediaですら参考文献を求められるので、参考文献(ここで言っている注)のないはある意味でWikipedia以下の信頼性と考えられても仕方がないことを多くの人に知らせるべきだと思う。 参考文献と注は違います! ぜんぜん別です! 参考にしたを並べてあるのが参考文献(厳密にはこの場合「参考文献一覧」)で、文中の記述の出典を直接明らかにするのが注です! 参考文献と注については、以下の4つの組み合わせが考えられます。 a)参考文献も注も揃っているb)参考文献はあるが、注はないc)参考文献はないが、注はあるd)参考文献も注もないこのうち、研究書として許されるのはaとcだけです。ここで問題にしているのはbとdで、多くの学術的な新書

    文系の学問における注と参考文献の話、補遺
    zg90
    zg90 2019/05/11
    参考文献リストと注の例、二度見したじゃないかw / はてな太郎氏がまとめた例1の参考文献には、かの有名な総説増田が含まれているので要チェック→ https://anond.hatelabo.jp/20150520012135
  • 山内溥の娘、荒川陽子|そのスピードで

    任天堂の創業一族である山内家の男にとって、女遊びは当然の趣味だった。 婿養子だった山内溥の父など、女と駆け落ちして消えたくらいだ。 1970年に山内は、長女である陽子の二十歳の誕生日を祝うため、 ドレスアップした彼女を祇園へつれてゆく。 父の馴染みらしい白塗りの芸者が座敷に五人もあらわれ、陽子は仰天する。 夜が更け、陽子だけタクシーで家まで送られる。 父はその日帰宅しなかった。 めづらしく親らしいことをしたつもりかもしれないが、 結果として山内は、若い娘に一生忘れられない屈辱をあたえた。 陽子は、丸紅の社員だった荒川實と結婚する。 MIT卒で洗練され、ユーモアの感覚もあり、父と正反対なところが気に入った。 ふたりはカナダのバンクーバーで充実した生活をおくる。 問題が発生した。 人材好きの山内が、實をスカウトしたのだ。 任天堂のアメリカ法人をつくるから、その社長にならへんかと。 ビジネスパー

    zg90
    zg90 2019/05/11
    「任天堂の創業一族である山内家の男にとって、女遊びは当然の趣味だった。」
  • マシュー・ガスタイガー『NAS イルマティック』|そのスピードで

    (画像は映画Nas/タイム・イズ・イルマティック』から) NAS イルマティック 著者:マシュー・ガスタイガー 訳者:押野素子 監修者:高橋芳朗 発行:スモール出版 2017年 1994年にリリースされたNasのアルバム『Illmatic』を、仔細に解説するだ。 結論から言うと、さほどおもしろくない。 論じる対象があまりに傑作すぎ、麓から高峰を見上げて終わった様な読後感。 ドキュメンタリー映画Nas/タイム・イズ・イルマティック』の方が、 映像の力がある分だけ胸に迫るものがある。 でもそれは逆に言うと、23年が経過しても語り尽くせないアルバムってこと。 ドクター・ドレーの『クロニック』が1992年。 ヒップホップ史的には、西に押されっぱなしの東海岸勢が結集し、 弱冠20歳のNasを刺客として送りこんだ……と言われる。 しかし実際はNasが、アルバム制作を完全にコントロールしていたらし

    zg90
    zg90 2019/05/11
    Jay-ZのThe Takeover>「問題はディスソングのなかですら、『Illmatic』を10年にひとつの傑作と認めてること。あまりに高みへ登りすぎ、タブーのないMC同士でもアンタッチャブルな聖典となった。」
  • うみのとも/スーパーまさら『私を球場に連れてって!』|そのスピードで

    私を球場に連れてって! 作画:うみのとも 原作:スーパーまさら 掲載誌:『まんがタイムきららMAX』(芳文社)2017年‐ 単行:まんがタイムKRコミックス [ためし読み/当ブログの関連記事] 野球ファンの女子高生をえがく4コマ漫画である。 現在『きららフォワード』では傑作『球詠』が連載中で、 きららと野球の相性のよさは、もはや明白だ。 主人公は野球に関心のない「タマ」。 熱狂的キャッツ(ライオンズ)ファンである「レオナ」は、 球場飯をエサにして、いしん坊の同級生を自分の趣味にひきこむ。 内容は基的に、野球ファンあるあるネタ。 可憐な容姿と、陰険で殺伐とした会話のギャップが萌えポイント。 作画担当のうみのともについては、『そよ風テイクオフ』を以前とりあげた。 原作つきだからか、ギャグの毒気が前作より増した様に感じられる。 もともときらら系作品のキャラは、女子高生の皮をかぶったオッサン

    zg90
    zg90 2019/05/11
    さらっと大事なことが書いてあったのでメモ>もともときらら系作品のキャラは、女子高生の皮をかぶったオッサンと言える