勇者のヒンメル、戦士のアイゼン、僧侶のハイター、魔法使いのフリーレンはともに世界を救ったパーティ。物語は魔王を倒した勇者一行が、王都へ帰還するところから始まる。勇者のヒンメルは「魔王を倒したからといって終わりじゃない。この先の人生のほうが長いんだ」と語る。そして「フリーレン。君のこの先の人生は僕達には想像もできないほど、長いものになるんだろうね」とも。 月日は流れ、ヒンメルは人生の幕を下ろす。エルフのため長寿のフリーレンは、ヒンメルの死になぜ自分が涙するのか、自身でもその意味がわからなかった。彼女は決意する。「人間をもっと知るための旅に出よう」。冒険の終わりから始まる、英雄たちの生き様を描いた後日譚ファンタジーだ。 冒険もの漫画って勇者が主人公なのが多いけど、これは魔法使い。 勇者のパーティーが世界を平和にした50年後が舞台で、その功労者を世界が忘れかけてるってことを長生きの魔法使いが知っ