【ソウル聯合ニュース】米化学大手デュポンが韓国に、日本が対韓輸出規制を強化した半導体・ディスプレー材料3品目のひとつであるレジスト(感光材)の生産施設を設ける。同社の対韓投資は、韓国主力産業である半導体の製造に欠かせないレジストの供給元を多角化し、対日依存度を下げることに大きく寄与すると期待される。 韓国産業通商資源部によると、訪米している成允模(ソン・ユンモ)同部長官は8日(現地時間)にデュポン社長と面会した。デュポン側はこの席で、最先端の極端紫外線(EUV)用レジストの開発・生産施設を韓国に設けるための投資を確定させ、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)に2800万ドル(約30億6000万円)の投資申告書を提出した。同社がすでに工場を構える忠清南道・天安に、2020年から21年にかけて投資を実施する予定だ。 今回の投資は、デュポンと韓国政府のニーズがマッチした結果だ。デュポンは韓国国内の