近未来を舞台にし、拡張現実や作物工場などの情景を精密に描いた『Gene Mapper(ジーン・マッパー)』。2012年7月にまずセルフパブリッシングでの電子書籍が発表され、翌年4月に全面改稿された『Gene Mapper -full build-(ジーン・マッパー フルビルド)』が早川書房から発売された。 それからわずか約10カ月で、今度は宇宙を舞台にした『オービタル・クラウド』を送り出した藤井太洋氏に、ネットをフル活用した物語のつむぎ方から、電子出版の意義まで幅広く聞いた。 物語でも現実でもITの力を駆使 ―― 今回、宇宙をテーマに選ばれた理由は? 藤井 セルフパブリッシング版のGene Mapperを書き終えたころ、NASAのデータを使ったデータハッカソン(アプリ開発イベント)に参加したんです。取材というわけではなくて、ISS(国際宇宙ステーション)の現在地をGoogleマップ上に表示
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