イギリスがEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めたことを受けて、残留への支持が多いスコットランドの自治政府の首相は、ベルギーでEUのユンケル委員長らと会談し、スコットランドだけでもEUにとどまる道を模索していきたいと訴えました。 スタージョン首相は29日、ベルギーのブリュッセルを訪れ、ヨーロッパ議会のシュルツ議長やEUのユンケル委員長と相次いで会談しました。 会談のあとスタージョン首相は記者会見で、「多くの共感を得た。たやすい道ではないが、EUに残れる方法があるならそれを見つけていきたい」と述べて、今後、イギリス政府を介さずにEU側と直接、協議を進めていくことに意欲を示しました。 ただ、EUのユンケル委員長はブリュッセルで行われたEU首脳会議のあとの記者会見で、「注意深く耳を傾けてはいくが、イギリスの今後の手続きを妨げるつもりはない」と述べ、スコットランド自治政府と直接協議することには否定的
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