世の中には右利きの人が多いため、さまざまな機械が右手で操作する想定で作られる。例えば、鉄道の駅にある自動改札機は、右手で切符を投入したりICカードをタッチしたりする構造だ。スマートフォンも設計者に右利きが多いせいか、右利き向けのUIになっていることがある。 スマートフォンはほとんどの操作をタッチパネルで処理するので、UI設計の自由度が高く、左利きに適したデザインが可能なはずだ。そこで、Appleが左右どちらの手で操作しているかに応じてスマートフォンのUIを変更する技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間6月23日に「ELECTRONIC DEVICES WITH HAND DETECTION CIRCUITRY」(公開特許番号「US 2016/0179338 A1」)として公開された。出願日は2014年12月18日。 同特許は、電子機器において左右どちら
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