与党政治家の幸福の科学(大川隆法総裁)詣でが続いている。 大川総裁は昨年から政界進出志向を明確にし、「信者から総理大臣を輩出し、公明党の代わりの政党を」と言明している。前回の参議院選挙では自民党の丸川珠代氏らを組織的に支援し、結果的に丸川氏は当選。これ以降、逆風の与党関連の現職や立候補予定者が何人も幸福の科学と接触している。 同教団発行の雑誌「ザ・リバティ」9月号には、巻末9ページにわたって、次回総選挙もしくは千葉県知事選挙への出馬が取り沙汰される森田健作氏の特集が掲載された。破格の待遇であり、信者には、教団が推薦する候補とすぐにわかる。森田氏や丸川氏のように浮動票頼みの候補にとって、教団の組織的動員力と無償ボランティアによる選挙活動支援は非常に魅力的だ。 以前、総裁の子息がいじめに遭った後、教団が支援するNPO法人「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」が設立された。ここは教団の別動隊と