しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書) 人生の軌道修正 (新潮新書) 今はもう違うのかもしれないが、ちょっと前に書店に行ったとき、勝間和代さんの本と茂木健一郎さんの本が大量に平積みされていて、思わずめまいに襲われそうになった覚えがある。お二人に罪は無いし、私も何冊か読んでいるのだが、その書店にはそのほかにも数々の勉強本が並べられていた。このブログでも紹介しているように、そういう本は嫌いじゃないのだが、ここまで同類の本が一面を飾ると、圧倒されるし、なによりもそれ以外の本を探したいときに明らかに邪魔だ。人によっては邪魔を通り越して、嫌悪感を感じたり、弱い人だと脅迫されるように感じるかもしれない。唯でさえ、格差社会だし、自己研鑽をすることが求められる自己責任の社会だと声高に叫ばれるようになっているのだから。 「しがみつかない生き方」と「人生の軌道修正」の2