携帯音楽プレーヤーの8月の国内販売台数シェア(市場占有率)で、ソニーの「ウォークマン」が初めて米アップルの「iPod(アイポッド)」を上回り月間首位になったことが1日、民間調査会社BCNの調べで分かった。 ソニーの月間首位はBCNが調査を始めた2001年11月以来初めて。 8月のシェアは、ソニーが47・8%、アップルが44%だった。 ソニーは、若年層向けに、歌詞を表示し、語学学習にも役立つ機能を盛り込んだ機種が人気だった。商品の品ぞろえを、価格帯1万円以下に広げたことも功を奏した。 一方アップルは、新型アイポッドの発売を控えて現行品が品薄となっていたことと、音楽も楽しめる高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の利用者が増えたことから、月間首位を明け渡した。