神奈川県警の61歳の警部補が、勤務した3つの警察署でうその調書を作って、けが人がいる交通事故を物損事故として処理していたなどとして書類送検されました。 関係者から事故の刑事処分について問い合わせを受けて発覚したもので、調査の結果、警部補が担当した7件の人身事故が捜査が適切に行われず時効になったということです。調べに対し容疑を認め、「関係者と連絡がつかず捜査が進まないときがあり、面倒になった」などと話しているということです。 警部補は14日、停職6か月の懲戒処分を受け、依願退職しました。 神奈川県警では、先月にも落とし物の財布から現金を着服したとして巡査が懲戒免職になっていて、監察官室の寺澤陽公室長は「警察業務の信頼を損なう事案が続けて起き深くおわびします」とコメントしています。
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