17日未明、愛媛県今治市の倉庫の壁に火をつけたとして、市内に住む20代の消防団員が放火の疑いで逮捕されました。市内では半径およそ1.6キロの範囲で不審火が相次いでいて、警察が関連を慎重に調べています。 逮捕されたのは、今治市旦のトラック運転手で今治市消防団に所属する徳永友希容疑者(25)です。 警察によりますと、17日午前2時すぎ、市内にある倉庫の壁に火をつけたとして放火の疑いが持たれています。 この火事でけがをした人はいませんでしたが、倉庫の壁およそ6平方メートルが焼けました。 調べに対して「間違いありません。倉庫に火をつけました」と供述し、容疑を認めているということです。 市内では、ほかにも先月下旬、半径およそ1.6キロの範囲で廃車や倉庫などが焼ける火事が4件発生していて、17日未明の火事もこの範囲に含まれているということです。 警察によりますと、徳永容疑者は一連の不審火についても関与