コーエーテクモホールディングスは2022年6月から、国内グループ各社の正社員における基本給を平均で23%、一ヶ月につき約7万3000円増額すると発表した。増額分は同年4月までさかのぼって支給されるほか、新卒社員における初任給の大幅な引き上げや、通常のボーナスと別に用意される特別賞与の支給も明らかにされている。 (画像は採用情報 | コーエーテクモ ホールディングスより) 今回の決定はコーエーテクモグループが経営の基本方針として掲げている「社員の福祉の向上」を実現するためのものである。発表によると2021年度の業績はコロナ禍などの要因があった環境にもかかわらず好調に推移し、同年度から始まった3ヶ年の中期経営計画における最終年度の利益目標を上回ることが確実となっており、今回の施策を実施する理由については「最大の功労者である社員の活躍に報い、更なる飛躍に向けた就業環境を整えるため」と説明している