井上理 日経ビジネス記者 1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ この著者の記事を見る
昔から、そして今も、コンテンツの収益化というのは難しい問題であるとおもう。ちょっと前まではCDとか、新聞紙とかいった物理的制限のあるモノを経由させることでお金をとる仕組みがあったけれど、データだけでやりとりするようになれば、コピーし放題、どうやってお金を取るのかも結構難しくなってきている。 そういったお金の取り方とは別に、コンテンツというものをどうやって評価すればいいのか、という問題もあったりする。コンテンツは消費してみないと評価し得ないうえに、ひとりひとりの時間は限られているので、そうかんたんに市場で評価すればいいというわけにもいかない。このまえ雑誌編集をやっている人と飲んだら、「煽った内容なんて本当はやりたくないが、そうしないと全然売れなくなってしまう」と愚痴をこぼしていた。 テレビには視聴率という評価基準がある。どれだけ多くの人が見たかという数値ということになっている。テレビマン
『アルス・エレクトロニカ』、今年のテーマはハイブリッド 2005年9月13日 コメント: トラックバック (0) Lakshmi Sandhana 2005年09月13日 オーストリア、リンツ発――1日(現地時間)から6日まで開催された今年の『アルス・エレクトロニカ・フェスティバル』には3万3000人以上が訪れ、今年のテーマである「ハイブリッド」(交雑)を探究する作品を眺めながら考えをめぐらせた。 フェスティバルには26ヵ国から453人が作品を出品した。 展示のほかに会議も催され、遺伝子組み換え工学の影響、デジタル人格、「常時接続型」文化の出現について、また、文化的プロセスとしてのハイブリッド化がほとんどの場合において管理され得ないのはどうしてかといったことについて、徹底的な討論が行なわれた。 アルス・エレクトロニカの芸術監督ゲルフリート・シュトッカー氏は、「ハイブリッドは、現代性を示す署
Apple ComputerのMac OS X 10.4(Tiger)には、標準で「Quartz Composer」というアプリケーションが付属している。このアプリケーションは、開発環境であるXcode Toolsの一部という立場のせいか、Appleにもあまり取り上げられていない。しかし、この開発ツールにしてグラフィックツールであるQuartz Composerは、実は非常にエキサイティングで、とても大きな可能性を持っている。 Quartz Composerとは何かと聞かれたら、ビジュアルなフローを使ってグラフィックモジュールを作成できるプログラミング環境、という答えになるだろうか。だが、こんな説明よりも、Quartz Composerの動作画面を紹介すれば、一目で理解できるだろう。次の図が、それだ。 Quartz Composer動作画面 Quartz Composerには、パッチと呼ば
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く