春になり、小学校は卒業式が終わり新年度に向かっています。「小1の壁」という社会課題が言われるようになって久しいですが、春になるとその悲鳴が特に大きく聞こえます。 「学童保育に申し込んだが入れなかった…」 「学童の入りやすいエリアに引っ越し、保育園の友達とお別れした…」 「進級し、もう学童に行きたくないと子どもが言い出して、居場所を必死で探している…」 「習い事の送迎などもきついので仕事は辞めることにした…」 「小1の壁」は文字通り、子どもが小学校に入ると仕事と家庭の両立が難しくなる社会問題を指していますが、もはや小1だけの話ではなく、小学2年・3年になってもずっと続いていく問題になってきています。 学童に新たに入る1年生が多すぎて、子どもが2年生になると学童の卒業を迫られる「小2の壁」という言葉も生まれ始めています。小学生が肩たたきされてしまうのです。 そして「小1の壁」が解決に向かってい