北海道新聞電子版は5月9日、「第2青函トンネル建設へ調査会設立 自民道連が調整」と報じた。自民道連が調査会設立について検討中とする内容で、背景に道内経済界の待望論があり、事業化を後押しするねらいだという。 JAPIC「津軽海峡トンネル」案。道路は自動運転前提となっている。一般車、一般トラックも自動運転で乗り入れ可能。自動運転未対応車はトレーラーで運ぶ(JAPIC提供) ただし、5月25日の時点で設立されたとの報道はなく、自民道連の公式サイトやFacebookにも記載されていない。参加者の議員・元議員の公式サイトを調べると、参議院議員の高橋はるみ氏、元衆議院議員の船橋利実氏、衆議院議員の和田義明氏が政策紹介で第2青函トンネルを記載している。道議会議員の公式サイトには記載なし。根室地域選出の中司哲雄氏が、2019年9月のブログで青函トンネルでの鉄道貨物の重要性について触れている程度だった。設立