【解説】 “紅世”真正の魔神たる“天壌の劫火”アラストールのみ行使を許された『神威召喚』と呼ばれる儀式に類する秘法。 他の“紅世の徒”一体を生贄に捧げることで、『天罰神』たるアラストールの神威を召喚する。 この世ではフレイムヘイズと契約している都合から、『炎髪灼眼の討ち手』だけが使用可能。 召喚主から生贄である“徒”を捧げる祭壇、魔神を迎える紅の世界たる紅蓮の帳を展開し、そこに捕えた“徒”から伸びる黒、存在の影法師を召喚主の祝詞と共に取り込み、神を喚ぶ供物にして動力源たる『心臓(コル)』に変換。魔神の神威を召喚する。 これを行って顕現したアラストールは、この世の“存在の力”を介さずに、通常の“紅世の王”としての力をはるかに上回る、権能に沿った絶大な力を行使できる。 通常、フレイムヘイズ側の“紅世の王”が顕現する場合、契約でこの世に縛られていることと、その使命から“存在の力”を他から取り入れ