2016 - 06 - 26 ―父の家出について物思うことー 先週、父が家を出て行きました。 三年前、自営の株式会社を倒産させて、家族が納得したと。 しかし、ここからが本格的な崩落の序章でした。 父は『仏のミーさん』と呼ばれるほど、好かれ、自営を有限に、株式にした誇りがあり ました。けど昨今の世情のように、なくなった会社のひとつに過ぎません。誰せいと いうなら、己のせいでもある。それに気付けなかった。 元々、心が弱かった父は全てを嫌悪するようになりました。 『自分が臭い』 そういって一日に3度は着替え、洗濯機を回す。 娘の私は同族だからでしょうか。そういうものを感じ取り、父とは距離を取りました。 私自身も離婚騒動の真っただ中であり、壊れかけのレディオで、母のやり方に言いたい 事はあったけど、母自身が見切りをつけるか、かつて父と呼んでいた人が、先に短慮を 起こすかしなければ、何をいっても通じ