東京都の舛添要一知事は6月10日に開かれた都議会の所信表明演説で、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの会場計画の見直しをする考えを示した。総額4554億円もの予算が見込まれていたが、コストカットできないか検討することになる。NHKニュースによると、舛添氏は以下のように話したという。 「東京都は10の競技会場を整備するが、大会後の東京にどのような遺産を残せるのか、広く都民の生活にどのような影響を与えるのか、現実妥当性をもって見定めていく必要がある。顕在化してきた建設資材や人件費の上昇など、整備コストの高騰への懸念にも対応しなければならない。今後、早急に見直しを行い、大会の準備に支障が出ないよう改めるべき点は適切かつ速やかに改めていく」 (NHKニュース「都知事 五輪会場計画見直しへ」2014/06/10 16:33) 招致の段階で、東京都などが国際オリンピック委員会(IO