ちびっ子から大きなお兄さんまで、幅広い層から人気のアニメ『プリキュア』シリーズ(最新TVアニメは『Go!プリンセスプリキュア』(テレビ朝日ほか)。その『プリキュア』シリーズのノベライズ『小説 ふたりはプリキュア』『小説 ハートキャッチプリキュア!』のリリースが発表され、“大きなお友達”を喜ばせている。 というのも、『プリキュア』シリーズは「小学生ぐらいの女の子に楽しんでもらう」という基本スタンスを貫いてきているため、書籍といえば幼児向けの絵本シリーズや、毎年春に上映される『映画 プリキュアオールスターズDX』シリーズを取り扱った児童書ぐらい。できは悪くないが、“大きなお友達”には少々物足りなかった部分もあるようだ。 ところが今回は、「講談社キャラクター文庫」という平成仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズなどの各種ノベライズを刊行するレーベルからの発売。しかも表紙を飾るのは、各シリーズのキャラ
“リアル系”格闘マンガ『修羅の門 第弐門』が、最終回を前に異能バトル――急激な路線変更にファンは困惑!? 「陸奥圓明流 千年の歴史に敗北の二字はない――」 1987年に「月刊少年マガジン」(講談社)でスタートし、長期休載や外伝を挟みながら現在第2シリーズを展開中のマンガ『修羅の門 第弐門』が、いよいよ6月5日発売の同誌7月号にて最終回を迎える。 素手であらゆる強者と戦い、千年間不敗を誇る幻の古武術“陸奥圓明流(むつえんめいりゅう)”。『修羅の門』はその継承者・陸奥九十九が現代の格闘技界に現れ、フルコンタクト空手や柔術、ボクシングなど各分野のスペシャリストと死闘を繰りひろげる物語だ。主人公の異色な格闘哲学とセリフまわし、超人的ではあるがあくまで人間の五体だけを使ったリアリティある奥義の数々が読者を沸き立たせ、コミックスのシリーズ合計発行数は3000万を超えている。外伝『修羅の刻』はテレビアニ
バトルにおける脱落は「リングアウト」、並列は「パラレル」、直列は「シリーズ」……。まず、タイトルの「赫(かく)」の字からして、なかなか変換候補に出てこない題名のライトノベル『赫碧のメイクドール』(ポニーキャニオン)。作者の「伊織ク外(いおりくがい)」氏という名前も「ク」の字がカタカナじゃなくて、なにかレアな漢字なんじゃないかとか、戸惑ってしまいます。 イラストレーター・シノ氏の手による表紙イラストも、大迫力にセクシーで思わず買ってしまった本作。簡単に説明するのなら、“HFG”を使ってバトルする物語です。 ……“HFG”とは、なんでしょう? “HFG”には「ヒューマンフォームゴーレム」というルビが振られています。魔術が当たり前になった現代。そこでは、人間型のゴーレムがさまざまな用途で使われています。そして、女性型のゴーレムを使ってのバトル「メイクドール」という催しも存在します。 物語の主人公
中日ドラゴンズのGM・落合博満の息子で、タレントの落合福嗣が、現在、声優として、大手声優事務所・青二プロダクションに所属していることがわかった。 福嗣は、無類のアニメ、ゲーム好きとしても知られ、親子ともども『ガンダム』ファンであることを公言したり、2010年にゲーム『龍が如く4』に本人のそっくりさん役として出演、2014年には『ファイナルファンタジー14』の公式イベントに登場するなど、マルチタレントとして活躍している。また、2013年には、在籍していたアミューズメントメディア総合学校の声優タレント学科の学生を中心に結成されたグループ「NOAH」のメンバーとして、テレビドラマ『猫侍』の主題歌を歌ったことも話題となった。 そんな福嗣が、とうとうプロの声優になったのではないかと、ネット上で注目を集めた。きっかけは、今月17日、青二プロダクションに所属する俳優・桐本琢也が「事務所で大型(体格も)新
――地下アイドルの“深海”で隙間産業を営む姫乃たまが、ちょっと“耳の痛〜い”業界事情をレポートします。 世間では終焉すら気にされ始めているアイドルブームですが、まだまだ「新しいアイドルグループを作りたい」という相談が後を絶ちません。近年のアイドルブームは、容姿が整っていてパフォーマンス技術の高い子ばかりが人気になるとは限らないので、どんな子がブレイクするのかわからない面白さがあるのです。そのため、アイドルだけでなく、そのプロデューサーになる人や、プロダクションのようなものも日々、増加しています。 しかし、いくつかのアイドルの成功の影に、彼女たちの育て方がわからないままのプロデューサーや事務所も有象無象に存在しているようです。今回はそんな事務所に所属しながらも、地下アイドルを辞められない女の子に、その理由を聞いてきました。 今年の春、大学3年生になったばかりの彼女は、いまから2年ほど前、関東
――地下アイドルの“深海”で隙間産業を営む姫乃たまが、ちょっと“耳の痛〜い”業界事情をレポートします。 アイドルとして根本的に間違っているかもしれませんが、「一推しになりたくない」という気持ちがどこかにあります。太く熱い愛情は、持続させることが難しいと思っているからです。高校生くらいの頃は、「一推しだ」と宣言してくれるファンに応えようとしていた時期もありましたが、不器用な女子高生が頑張ったところで、どうにもならないものです。ある時、ファンと地下アイドルが互いにがんじがらめになっているのを見て、冷静になりました。これではお互いに効率が悪すぎます。 ゆるく、長く、推してもらう。 これがいまのところ、もっとも自分に合っていると思います。そうすると自然と余裕ができてきて、「一番だ」と言われても素直に受け入れられるのです。アイドルとして、正しいかはわかりませんが。 「基本的に母子家庭」で育った彼女は
――日本全国のちびっ子から青少年、大きなお友だち、さらにはお母さん方といった女性までもを魅了する特撮ヒーローたち。そんなヒーローの活躍を世に広めるためのレビュー! これさえ読めば、気になる特撮作品のあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。 ■『烈車戦隊トッキュウジャー』 終着駅「輝いているもの」 【今週の極私的見どころ!】 全部! 全部!! ……あえて言うなら年に一度のバトンタッチ!!! ご覧になった方はおわかりの通り、今回は一年の総決算、終着駅ならではのノンストップな盛り上がりなんで見どころありすぎ、っていうか、全編が見どころと言っても過言ではない、見どころの金太郎飴状態なんですね。ただ、あえて言うとすれば、スーパー戦隊シリーズ最終回のお楽しみ、一年間戦い抜いたヒーローが次の新ヒーローに正義の魂を引き継ぐ、いわゆるバトンタッチ映像
関西空港対岸の「りんくうタウン」(大阪府泉佐野市)にアニメ、マンガ、ゲームなどポップカルチャーの拠点を建設する「クールジャパンフロント構想」。大阪府が進めていた同構想だが、この度、撤回されることが決まった。この事業をめぐっては昨年10月に事業者の公募が行われたものの、応募した企業が一つもなかったことでも注目を集めていた。 応募者ゼロという事態を受けて、大阪府は当初、問い合わせを行っていた企業などにヒアリングを実施。その結果、事業の継続は困難だと判断。今月23日から始まる府議会で、開発業者を審査する委員会を廃止する条例案を提案することを決めた。 この事業は、橋下徹知事時代の2011年に始められたもの。2012年にはプレイベントの第一弾として「日本のおもちゃ・マンガ・アニメ展」を開催。しかし、同展は来場目標6000人を大幅に下回る2120人しか動員できず、約1300万円の赤字を出す結果となった
「あのほどよい規模感はほかにない!」ハロプロファンの聖地・中野サンプラザ解体に勝手に思いを馳せるオタたちの声 中野サンプラザと言えば、1973年に開業して以来、中野の顔となるビルである。 しかし昨年、2020〜2024年をめどに、解体する計画があると報道された。 このニュースに最も過敏に反応したのは、おそらくアイドルファンだと思う。『音響家が選ぶ優良ホール100選』にも選ばれている、コンサート会場は、「アイドルの聖地」とも呼ばれているからだ。 コンサート会場は他にもいろいろありそうなのに、なぜ中野サンプラザが聖地と呼ばれるのだろうか? ハロープロジェクトを熱心に応援するファンのひとりに話を聞いた。 「中野サンプラザは規模がちょうどいいんですね。客席は2222席なんですが、どの席からも双眼鏡なしで見ることができます。横浜アリーナや日本武道館では大きすぎて、席によってはアイドルが豆粒ほど小さく
9月20日と21日に開催された京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2014では、ファン向けの声優やアーティストのライブや物販が活況を呈している裏で、ビジネスセミナーが粛々と行われていた。今回は20日に「ビジネスサイドから見た『宇宙戦艦ヤマト2199』」と「テレビ東京のアニメ海外ビジネスの今」が開催された。 「ビジネスサイドから見た『宇宙戦艦ヤマト2199』」にはプロダクションI.G(以下、I.G)企画室執行役員の郡司幹雄さんが登壇した。『宇宙戦艦ヤマト2199』(以下、『2199』)のアニメ制作は同社のグループ会社であるジーベックが担当しており、I.Gは製作委員会の主幹事である。その中で郡司さんはビジネス周りの担当になっている。本稿では、アニメビジネスの実情をうかがうことができる貴重な当セミナーの模様をご紹介しよう。 『2199』は、劇場での最終章の上映とテレビ放送がオーバーラップしてフ
ーー地下アイドルの“深海”で隙間産業を営む姫乃たまが、ちょっと“耳の痛〜い”業界事情をレポートします。 はじめまして。東京都下北沢生まれ、地下アイドル界の隙間産業こと姫乃たまです。 突然ですが、「おたぽる」ユーザーのみなさん、「地下アイドル」って知ってますか? ア○ス十番ですか……そうですか。彼女たちを地下とするならば、私はいま、深海あたりにいます。 AKB48のヒット以降、市民権と共にライブハウスの信用を得た地下アイドルはぐっと活動の場所を広げ、さらにユニット戦国時代に突入したことにより、アイドル人口は爆発的に増えています。それはまさに深海。潜れば潜るほど不思議な形のアイドルが出てきます。私も、その中のひとりです。 知人に誘われるがまま舞台にあがり、知識も経験もないまま積み重ねてしまった数年間の失敗をケアレスミスくらいに変えるため、都内でのライブ活動を中心に、ライター、司会、DJやモデル
――ようこそ、「特殊古書店ダリオ堂」へ。当店では、ちょっと変わった本たちを皆様にご紹介していきましょう。 こんにちは。「特殊古書店ダリオ堂」店主の安田理央です。ちょっと変わった本ばかりを収集しております。今回からそのコレクションを紹介させていただきますね。 古本好きと言っても、筆者が主に集めているのは80年代、90年代のエロ雑誌なわけですが、その中でも「おたぽる」向けの物件となると、やはりこれでしょうか。「デラべっぴん」1996年8月号(英知出版)。 「デラべっぴん」は、「べっぴん」の姉妹誌として1985年に創刊されたA4サイズの月刊誌。小沢忠恭の撮影によるノスタルジックな巻頭グラビアの美麗なインパクトもさることながら、ヌード写真の切り抜き組み立て工作「オナマイド」といった凝った企画、そして充実した連載コラムなど、見て良し、読んで良し、遊んで良し痒と、80年代から90年代にかけての、日本の
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