野球評論家の張本勲氏(79)が28日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・0)の名物コーナー「週刊・御意見番」に生出演。25日に行われた第101回全国高校野球選手権大会への出場を懸けた岩手大会決勝で、大船渡・国保陽平監督(32)が佐々木朗希投手(3年)を起用せず、敗退したことに苦言を呈した。 高校生史上最速の163キロ右腕、佐々木は前日24日の準決勝(対一関工)は「4番・投手」で先発し、9回2安打、129球で完投。誰もが決勝戦の快投を期待していたが、メンバー表に佐々木の名前はなかった。35年ぶりの甲子園出場を懸けた一戦だったが、試合は花巻東に2−12で敗れ、甲子園目前で“令和の怪物”が姿を消した。国保監督は「3年間で一番壊れる可能性があると思った。故障を防ぐため。私が判断した」と苦渋の決断を下した理由を説明したが、起用法をめぐって賛否両論が巻き起こっている。 張本氏は「最近のスポーツ