もうずいぶん前のこと、何でもいいからCPUを動かしてみたいと思っていたころの話。コンピュータの仕組みは教科書で理解したけれど実物を作るには数百本の電線を正しくつなぐ必要があってまだちょっと無理。そんなとき知ったのがコンピュータの構成要素ぜんぶ乗せのMCS-48だ。後日そのうちの8749を日米商事で手に入れた。5個で525円。 8749は外部にセラミック振動子1個とコンデンサ1個を取り付けて電源をつなげばとにかく動く。これでOKじゃんと思ったら、もうひとつ、自作のプログラムを実行するために書き込み装置が必要なのだった。買うと数十万円、いいわ作るわと決めたのが苦難の始まり。いくら頑張ってもぜんぜん動かず、ここ数年は取り組んでいたことさえ忘れていた。 そんな風だからうちには作りかけの基板がたまっていた。とうとう足の踏み場がなくなって、Xで古い順に片付けると宣言、書き込み装置の開発を再開した。巡り
