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  • BackLog 日本語処理というもの

    「日語処理」とタイトルについた専門書を読むと、だいたいが実例として機械翻訳システムが挙げられ、「形態素解析→構文解析→意味処理」という方向性が示される。 ところが、これではなんの説明にもなっていない。 「形態素解析」の「形態素」という言葉は、日語処理関連の仕事をしている人の中でも、ごく一部の研究者肌の人にしか知られていない。私の造語だと思われていたこともある。 「文節」とか「主語」とか「述語」という言葉も理解している人はほとんどいない。こうなると、国語教育はなんの役に立っているのか、と腹が立ってくる。 大雑把に説明しておくと、「形態素解析」というのは「文を文節に分けること」で、「構文解析」というのは「文節の係り受けの関係を解決すること」だ。 で、文節の中には「述語」に類するものがあって、これが文の核になっている。これはもっぱら「受ける」側なのだが、「述語が、述語にかかる形」を「連用形」

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    zu2 2024/04/28
  • BackLog オカルト

    アイザック・ニュートンは近代科学の祖として知られるが、一方では「最後の錬金術師」という評価もある。じっさい、オカルト関係の研究も多かったらしい。 で、話題はオカルトだ。「じつは、コラッツ予想は、一部の数学者によって、すでに肯定的に解決されているが、それは公然の秘密として公にはされていない」というものである。 なんでか。 「そこいらの数学者に理解できるような形では記述ができないので、証明を見ても理解できない」からである。 ポール・エルデーシュ先生が、「現在の数学は、この種の問いに答えるための準備ができていない」と発言したのも、そういう意味だったのではないだろうか。 遠山 啓先生は「水道方式」で知られた数学教育の中興の祖として知られるが、もともとは解析学の世界で日屈指のテクニシャンとして知られていたという話を聞いたことがある。その遠山先生の著作に『初等整数論』があるのだが、おれも若いころは「

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    zu2 2024/04/28
  • BackLog よい子のはいぱーりすぷ

    『よい子の Hyper Lisp(はいぱーりすぷ)』(https://yoichihirai.com/yoiko.pdf)を知ったのは、共立出版のコンピュータ・サイエンス専門誌である『bit』の連載でした。 もともとは萩谷 昌己さんが私的に出版したドキュメント(一九八〇年)が、共立出版のコンピュータ・サイエンス専門誌である『bit』に掲載されて世に知られた、という経緯があるようです。 「あとがき」によれば、 『稿は、佐藤 雅彦先生が design した Hypelisp のチュートリアルで、 「先生」「H」「A」「K」「I」という人物の対話という形式を取っている。「先生」を除いて、登場人物はすべて実在する人物をモデルとしている。 稿は、今年の七月ごろ書かれ、非公式に回し読みをされ、かなりの反響を呼んだ。特に、K 氏の特異的存在と、形式主義者(Formalist)である「先生」・H と、

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    zu2 2023/05/05
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