ブックマーク / blog.livedoor.jp/kaxima101 (2)

  • 豆鉄砲:歴史のトラウマ

    たとえば中国人は60年も前のことをいつまで言うのだ、という言説がある。 しかし、60年前って当にそんな大昔なのだろうか。反対に「日人は忘れっぽい」という言い方をする人もいる。しかし我々は当に60年前を大昔と思って気にもしていないのだろうか。今日も右翼の街宣車が60年前の「出征兵士を送る唄」を流していたが、あれは何か。恐るべき執着ではないのか。なにか不正直がないか。 あるいは「私たち日人にとっては殺人犯である安重根も、韓国人にとっては英雄であるということに戸惑います」という言葉をよく聞くが、「私たち日人にとっては殺人犯」などと気で思っているのだろうか。侵略者の首領を殺すことは正しいことだ、という普遍的な常識がわからないほど日人が特殊な民族だとは思えないのだが。 「戦後日人は、アジアに対してすまなかったと負い目をもってきた」などと言うひとがいる。しかし70年代までの日には、そ

    zu2
    zu2 2013/02/12
  • 豆鉄砲:絶句する

    先日、中国映画『鬼が来た!』の上映会を友人たちと一緒に行った。 日占領下の中国の村を舞台とした映画だ。 数日前からの呼びかけにもかかわらず、参加者は10数人と盛況だった。 『鬼が来た!』はひとつの「経験」として観た者のなかにいつまでも残る。 この苦い味を、もっと多くの人に知ってもらいたいと思う。 いうまでもなく、上映会を思い立たせたのは、この間の中国での反日デモをめぐる事態であった。 正確には、反日デモそのものというより、これに対する日社会の反応のほうだ。ぼくにとっては去年のイラク人質バッシング以来の衝撃だった。衝撃の質は、怒りを覚える、といった能動的な感情というより、絶句した、というほうが近い。新聞の報道に、電車の中吊り広告に、身近な人のことばに、何度絶句させられたことだろうか。 たとえば今、目の前に毎日新聞4月16日、家庭欄の連載コラム「オバさんの逆襲」の切抜きがある。「オバさん」

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    zu2 2013/02/11
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