ブックマーク / www.spring8.or.jp (2)

  • 特定の気体を自在に捕捉・分解する新材料 - 孔に秘められた驚異の可能性 - — SPring-8 Web Site

    多孔性材料って? 私たちの身の回りには、「多孔性材料」と呼ばれる材料が頻繁に利用されています。これは名前の通り、たくさんの微細な孔(あな)があいた材料のことで、代表的なものには、活性炭やゼオライト*1があります(図1)。例えば、活性炭は冷蔵庫や車の消臭剤としてよく使われていますが、これは活性炭の表面にある微細な孔が、においの元となるガス分子を吸着するからです。その他にも多孔性材料は、石油を精製する際の分離材料や、水の浄化用材料などに広く使われています。 ただし、これらの材料の孔の大きさや性質は、それぞれの材料に特有のもので、応用範囲が限られています。もし、この孔を自在にあやつることができたら、その応用性ははかり知れません。例えば、環境中の汚染物質を取り除いて地球環境を改善したり、あるいは大気中から特定の分子を分離して、資源に変えることだってできるかもしれません。 図1 活性炭は、孔の大きさ

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    zu2 2020/12/30
  • 微生物でレアアースの回収が可能に-バクテリアがレアアースを濃縮する現象を発見-(プレスリリース) — SPring-8 Web Site

    広島大学の研究グループは、微生物の細胞表面では周囲に比べてレアアースを高濃度に濃縮する現象を見出しました。またレアアースの中でも特に希少価値の高い元素が選択的に濃縮することを発見しました。 2010年11月17日 国立大学法人 広島大学 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 財団法人 高輝度光科学研究センター 研究成果のポイント ○ 水溶液中において、レアアースが微生物の細胞表面で周囲(微生物が存在しない部分)に比べて高濃度に濃縮する現象を初めて観測 ○ 従来金属イオンの回収などに使われる陽イオン交換樹脂に比べて10~100倍程度高濃度にレアアースを濃縮することが可能 ○ レアアースの中でも特に希少で高価な元素が特異的に濃縮する現象を発見 ○ 濃縮メカニズムを放射光※1を用いたX線吸収法(EXAFS法)※2により解明 ○ レアアース資源の開発やリサイクルに、バクテリアを利用し

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    zu2 2013/05/17
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