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  • 日本人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日本人の本質」を探究 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レビュー 日人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日人の質」を探究 2024.07.24 内城喜貴 / 科学ジャーナリスト、共同通信客員論説委員 「日人の祖先はどこからやってきたのか」。このロマンに満ちた問いに対しては、祖先は縄文人と大陸から渡来した弥生人が混血したとする「二重構造モデル」が長くほぼ定説となっていた。そこに日人のゲノム(全遺伝情報)を解析する技術を駆使した研究が盛んになり、最近の、また近年の研究がその説を修正しつつある。 日人3000人以上のゲノムを解析した結果、日人の祖先は3つの系統に分けられる可能性が高いことが分かったと理化学研究所(理研)などの研究グループが4月に発表した。この研究とは別に金沢大学などの研究グループは遺跡から出土した人骨のゲノム解析から「現代日人は大陸から渡ってきた3つの集団を祖先に持つ」と発表し、

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    zu2 2024/07/26
  • 南海トラフなどの巨大地震に備える契機に 震源域の豊後水道で震度6弱など強い揺れ頻発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レビュー 南海トラフなどの巨大地震に備える契機に 震源域の豊後水道で震度6弱など強い揺れ頻発 2024.04.25 内城喜貴 / 科学ジャーナリスト、共同通信客員論説委員 4月17日の深夜、愛媛県と高知県で最大震度6弱の大きな地震が起きた。震源の深さは39キロで地震の規模はマグニチュード(M)6.6。津波は発生せず、揺れによる被害も少なかったが、豊後水道の震源地は南海トラフ巨大地震の想定震源域内だったことから多くの住民が巨大地震を想起した。政府が地震直後に危機管理センターに官邸対策室を設置するなど関係者の間でも緊張が走った。 気象庁は「巨大地震の可能性が高まったとは言えない」との見解を示した。政府の地震調査委員会(平田直委員長)は同様の見方を示しながらも「もともと巨大地震の可能性が高いことは忘れてはならない」と強調する。今年は元日に石川県の能登地方で震度7の大地震が発生して大きな被害を出し

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    zu2 2024/04/26
  • 新種の古細菌の発見から探る「私たちはどこから来たのか?」の謎≪特集 令和2年版科学技術白書≫ | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスウィンドウ 新種の古細菌の発見から探る「私たちはどこから来たのか?」の謎≪特集 令和2年版科学技術白書≫ 2020.10.15 潜水調査船による深海探査で見つかった、新種の古細菌のCGイメージ。 ※画像提供:JAMSTEC 「私たちはどこから来たのか?」このシンプルな問いは、2020年の今もなお解明されていない。ヒトを含むすべての生命は、どのように地球に生まれてきたのか、そしてどのように進化し、繁栄を遂げてきたのか。誰しも一度は考える謎は、これまで多くの科学者たちを引きつけ、そして悩ませてきた。海洋研究開発機構(JAMSTEC)と産業技術総合研究所 (AIST)の研究グループは、深海底に眠る新種の古細菌「MK-D1」を探ることで生命の謎説きに挑んでいる。 ※ 令和2年版科学技術白書のトピックとなった研究を詳しくご紹介します。 地球上の全ての生き物は真核生物、細菌、古細菌の3種類に

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    zu2 2023/07/05
  • 信じている誤情報の訂正は見たくない? 名工大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    誤情報を信じている人の43%がインターネット上で示された該当情報に関する訂正記事のクリックを避ける傾向にあることを、名古屋工業大学の田中優子准教授(認知科学)らが明らかにした。訂正の効果をあげるには訂正情報をアクセス可能な状態にするだけでなく、誤情報を信じている人に届ける社会的・技術的仕組みが必要だとしている。 フェイクニュースやデマなどの誤情報は、それが正しいと信じている人がインターネット上でSNS(交流サイト)などを通じて共有し、拡散してしまう。誤情報の広がりを抑える対策として、ファクトチェックで訂正記事を出すなどの取り組みが世界中に広がるが、必ずしもうまくいっていない。田中准教授らは、「誤情報を信じている人がその誤情報に対する訂正記事のクリックを選択的に避けることがあるのか」との問いをたて、行動を分析する実験を行った。 実験ではまず、20~69歳の男女に年代や性別に偏りがないように呼

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    zu2 2023/06/15
  • 野球投手の滑り止め剤、効果を初計測 科学的議論に道開く 東北大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    野球の投手が使う滑り止め剤の効果を初めて定量的に示した、と東北大学などの研究グループが発表した。米大リーグの公式球が日のプロ野球のものより滑りやすいことなどを実証した。ボールの滑りやすさの議論は人の感覚に頼ってきたが、科学的に示したことで、滑りにくいボールや、良い滑り止め剤に関する認識が深まると期待されるという。 野球では投手が、ロジンと呼ばれる、炭酸マグネシウムと松やにを混ぜた滑り止め剤を指に着けることが認められている。しかしグリップ性やボールの回転数を上げるため、重量挙げで使われる強力な粘着物質などが不正に使われる例があり、問題視されているという。大リーグでは2021年6月に取り締まり強化に乗り出したものの、そもそも公式球が滑りやすく肘に負担がかかるとの指摘もある。ただ、滑りやすさや滑り止めの効果は主に投手の感覚に基づき、定量的に示されてはこなかった。 そこで研究グループは、大リーグ

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    zu2 2023/01/15
  • 生き物の形、遺伝子によらず幾何学的に決まる仕組みを発見 金沢大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 生き物の形、遺伝子によらず幾何学的に決まる仕組みを発見 金沢大など 2022.05.09 草下健夫 / サイエンスポータル編集部 昆虫の目の多くは六角形の小さなレンズ「個眼」がびっしり集まった複眼だが、どうして六角形になるのだろう。そういえばハチの巣も、六角形の穴が集まっている。こうした自然界が織りなす図形の不思議に斬り込み、2つの単純な力で幾何学的に決まる仕組みがあることが、ハエの目を使った実験で分かった。金沢大学などの研究グループが明らかにした。遺伝子が関わっていない面白さがあるという。 六角形に四角形…どうして 生活を見渡すと、お風呂のタイル、ブロック塀、ボードゲームの升目などなど、同じ形が敷き詰められたパターンはわりと四角形が目につく。これに対し生物界では、冒頭に挙げたように六角形が多いという。この理由は、六辺の長さの合計が短くしかも構造が強くなるため、低コスト

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    zu2 2022/05/17
  • 国民の半数が2回接種を終え、ワクチンの高い効果と限界明らかに 「接種後感染」増え「3回目」へ議論 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レビュー 国民の半数が2回接種を終え、ワクチンの高い効果と限界明らかに 「接種後感染」増え「3回目」へ議論 2021.09.15 内城喜貴 / サイエンスポータル編集部、共同通信客員論説委員 新型コロナウイルスに対するワクチン接種が日でも進み、全人口の半分が2回目の接種を終えた。先行した欧米での膨大なデータから、ワクチンは重症化・発症予防や死亡率低下だけでなく、感染予防もある程度期待できることがはっきりしてきた。 その一方で2回接種しても感染する「ブレークスルー感染」例が、割合は少ないものの欧米だけでなく日でも増えている。ワクチンが万能でないことは当初から指摘されていたが、国内では死亡例も出て、心配している接種者も少なくない。イスラエルでは3回目を打つ「ブースター接種」が既に進み、米国などでも近く予定されている。日政府も準備を進め、対象者や実施体制などについて格的な議論を始める。

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    zu2 2021/09/17
  • 「ネコにマタタビ」は蚊を避けるため 謎の行動を遂に解明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 「ネコにマタタビ」は蚊を避けるため 謎の行動を遂に解明 2021.01.28 草下健夫 / サイエンスポータル編集部 ネコがマタタビにじゃれつくのは常識だが、どうしてかは誰も知らなかった。この謎の行動に岩手大学や名古屋大学など日英の研究グループが挑み、「蚊を避けるため」という明快かつ意外な結論を導き出した。原因となるマタタビの成分は従来の説とは異なり、蚊の忌避剤として人間に役立つ可能性まで見えてきて、基礎研究の急展開に研究者たちも驚いている。 素朴な疑問から異分野コラボ ネコはマタタビが大好きだ。マタタビは日中国、朝鮮半島などに分布する落葉つる性植物。ネコがこの匂いを嗅ぐと、なめる、かむ、顔や頭を擦りつける、ゴロゴロ転がるなどの「マタタビ反応」を示す。江戸時代の浮世絵や農業書に書かれるなど、日人には古くから馴染みの現象だ。誰かにとっての大好物や効き目が大きいことを

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    zu2 2021/05/04
    良記事
  • ニュートリノ、反粒子と性質異なる可能性高まる T2K実験 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    物質の最小単位である素粒子のニュートリノと、対になる「反粒子」の反ニュートリノの性質が異なる可能性が高まったとする実験結果を、高エネルギー加速器研究機構などの国際研究グループが発表した。今後の実験で確定すれば、物質の起源や宇宙の進化の解明につながると期待される。英科学誌「ネイチャー」電子版で日時間16日に発表した。 実験は高エネ研や東京大学宇宙線研究所など12カ国の大学や研究機関で構成する「T2K実験国際共同研究グループ」が実施した。茨城県東海村の実験施設「J-PARC」から295キロ離れた岐阜県飛騨市神岡町の観測施設「スーパーカミオカンデ」に向け、ニュートリノの一種であるミューニュートリノと反ミューニュートリノを発射。それぞれが電子ニュートリノ、反電子ニュートリノに変化する確率に違いがあり、性質が異なるのかを調べた。 2009~18年の実験の結果、スーパーカミオカンデで電子ニュートリノ

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    zu2 2020/05/04
  • 直観的な戦略決定担う脳の部位特定 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    直観的な戦略決定は、大脳の帯状皮質と呼ばれる領域を中心に行われている可能性が高いことを、国立研究開発法人理化学研究所が将棋の棋士を対象にした研究で突き止めた。 将棋の棋士を研究対象として、脳の情報処理機能を解明しようとする理化学研究所の研究は、2007年に始まる。これまでの研究では、プロ棋士にはアマチュア棋士とは異なり、長考する時とは別に一目で状況判断、最善手を見つけ出す特異な思考の回路(直観)があることが分かってきた。さらに、こうした優れた直観力は、大脳基底核に位置する尾状核と呼ばれる神経核にあることも明らかにされている。 今回の研究は、富士通富士通研究所、日将棋連盟の協力のもと行われた。アマチュア3、4段の高段者17人に機能的磁気共鳴画像(fMRI)装置の中に入ってもらい、直観的思考が問われる盤面と、次の一手を考える盤面を与えて、脳の働きを調べた。ある盤面を4秒間提示し、「攻め」「

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    zu2 2015/04/22
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