ブックマーク / wizsafe.iij.ad.jp (2)

  • Apache HTTP Server 2.4.50におけるパストラバーサル脆弱性(CVE-2021-42013)の発見

    2021年10月6日に、CVE-2021-41773の修正を含むApache HTTP Server 2.4.50がリリースされました。 当該CVEはパストラバーサルの脆弱性であり、この脆弱性が悪用されるとDocumentRoot外にあるファイルが、インターネットから閲覧される可能性があります。なおこの脆弱性はApache HTTP Server 2.4.49のみに存在するものであり、それより古いバージョンには影響しません SOCでは、10月6日より当該CVEを狙った通信をお客様環境にて観測しています。 当該CVEを狙ったスキャン通信の例を図-1に示します。 図-1 CVE-2021-41773の有無を確認するスキャン通信例 Apache HTTP Serverのシェア率の高さや攻撃の容易さなどを鑑み、筆者の所属する解析チームにて脆弱性を検証し、詳細を確認しました。 確認時点では既に攻撃

    Apache HTTP Server 2.4.50におけるパストラバーサル脆弱性(CVE-2021-42013)の発見
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    zu2 2021/10/12
  • Webサイトの改ざんに伴う仮想通貨マイニングスクリプトの埋め込み事例

    IIJでは定常的にWebサイトを巡回して攻撃コードやマルウェアの有無を監視する活動を続けています。今回、一般の日企業のWebサイトが改ざんされて仮想通貨をマイニングするスクリプトが埋め込まれるという事例を観測しました。この記事では、観測した事例についてその背景や詳細をご紹介します。 仮想通貨とは 仮想通貨とは、特定の国家による価値の保証や中央銀行による統制のないデジタル貨幣のことです。一般にブロックチェーンなどのメカニズムを用いて実装され、コンピュータの計算リソースにもとづいて貨幣をやり取りした記録の信頼性を担保します。その計算処理(マイニング)に参加したコンピュータは、計算リソースを提供する対価として仮想通貨が得られます。 Webブラウザを使った仮想通貨のマイニング そうした中、最近ではWebブラウザを使った仮想通貨のマイニングに注目が集まっています。Webサイトを閲覧したユーザのコン

    Webサイトの改ざんに伴う仮想通貨マイニングスクリプトの埋め込み事例
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    zu2 2017/11/13
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