ニュース報道やメディアに対する批判や不満は高まる一方。だが、議論の交通整理は十分ではない。「同僚が取材先でセクハラ被害に遭ったら」「被災地に殺到する取材陣を追い返すべきか」「被害者が匿名報道を望むとき」「取材謝礼を要求されたら」など、現実の取材現場で関係者を悩ませた難問を具体的なケースに沿って丁寧に検討する。 ねらいと使い方 ジャーナリズム倫理を絶えず問いなおす 第1章 人命と報道 CASE:001 最高の写真か、最低の撮影者か CASE:002 人質解放のために警察に協力すべきか CASE:003 原発事故が起きたら記者を退避させるべきか CASE:004 家族が戦場ジャーナリストになると言い出したら 第2章 報道による被害 CASE:005 被災地に殺到する取材陣を追い返すべきか CASE:006 被害者が匿名報道を望むとき CASE:007 加害者家族を「世間」から守れるか CASE
![ジャーナリズムの道徳的ジレンマ 畑仲 哲雄著](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/68250affbe13deefb4c6aad6bf35e55ebd5ada44/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.keisoshobo.co.jp%2Fimages%2Fbook%2F372635.jpg)