企画におけるアイデアというのは大きく2つの種類があると思っています。 1つは、ゼロベースの段階から新しく企画の種となるアイデアを生み出す「発案」、そしてもう1つが、その案がなんらかの理由でうまくいかなくなったときに求められる「代案」です。 一見すると発案の方が華やかであり、発案を出した人はプロジェクトの第一人者になりうる可能性を持っています。それに比べると代案というのはやや控えめで地味な印象がありますが、上手くピター!っとハマるような代案が出せたときには、うまい発案が出せたよりもずっと気持ち良かったりします。 発案をするときと代案を出すときでは頭の中で使う筋肉が全く異なります。発案をする段階では、とにかく0→1のアイデアを質・量ともに出さなければならないので、マインドマップやマンダラチャートといった手法を使って閃きを促します。一方で代案の場合は、課題解決の考え方に近いです。「これがダメなら