今年は断捨離意欲が再燃し、多くのものを手放した。断捨離は、自分とモノの関係性を問い直すことにつながる。 捨てる行為を通じて「これは本当に、いまの自分にとって必要なものだろうか?」「これをなぜ買ったのか? いらなくなった理由は何なのか?」といった価値観と向き合い続ける。 その流れを通じて「自分が本当にほしいモノ」が明らかになる。これが分かれば、次にものを買うときにもその価値観で判断ができるようになるし、本当にほしいモノでなければ、買うことすらしなくなる。 こうして不要なモノが部屋を占拠することがなくなり、本当にほしいモノだけに囲まれたくらしができるようになる。 今年の断捨離で手放したものを、記録し続けていた。その数、40ほど。手放す際に生じた感情は、いまも頭のなかにしっかりと記憶されている。モノをなくしても、モノに対する思い出は消えないことを知る。ちょうどいい機会なので、手放したモノを振り返