ついに35歳になってしまいました。 35歳というともう少しちゃんとした大人を想像していたけど、結局のところ人間というのは突如成熟したりなどせず、過去の自分の積み重ねの写像でしかないのであります。 この2年ぐらいは自分の貯め込んだ知識をすべて会社のプロダクトと若手の成長のために注ぎ込んで参りました。ただもうちょっと僕自身も成長できるのではないかと考え、色々画策した結果幸運にも恵まれ、今こうしてアメリカ合衆国の大地を踏みしめております。 率直に言って老いは悲しいです。僕自身は正直500歳ぐらいまで生きたいです。たかだか80年というのは、僕がやりたいことを全て叶えるにはあまりにも短い。自分の人生が巡回セールスマン問題というのは中々皮肉なものです。しかしまあ、時というのは誰にも平等でありますから、定められた枠の間でベストを尽くすしかありません。 そういった中で、子供の存在というのはやはりかけがえの