報告書 『地熱発電と温泉利用との共生を目指して』 2010 年 5 月 日本地熱学会 地熱発電と温泉との共生を検討する委員会 序 文 我が国は米国,インドネシアに続く世界第 3 位の地熱資源保有大国であり,従来型の地熱資源開発量だけで も電力換算で 2,347 万kWと評価されている。しかしながら,それらを有効に利用するに当たって,幾つかの 阻害要因があり,2010 年 5 月現在,認可設備容量は約 53 万kWで,推定資源量の 2.3%が利用されているに すぎず,2000 年時点で世界 5 位の地熱発電設備容量であったものが,現在,世界 8 位に後退した。 地球温暖化問題,そしてエネルギー問題がますます深刻化する中で,各国とも地熱エネルギーを含む再生可 能エネルギー利用に積極的に乗り出している。しかしながら,我が国では,上述のように,豊富な資源量が推 定されているにもかかわらず,そ
平成21年6月9日 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課 「地熱発電に関する研究会(芦田 讓 京都大学名誉教授)」は、発電時にCO2を排出しない純国産の再生可能エネルギーである地熱発電について、これまで国が調査してきた地点における現状と課題を整理するとともに、今後の地熱発電の開発促進を図るための方策について検討を行い、今般、中間報告を取りまとめました。 中間報告(PDF形式:2,550KB) (問い合わせ先) 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部電力基盤整備課 担当:黒木、伊藤、三宅 TEL:03-3501-1749
温泉発電広がるか 60度でOK、設備も小型2010年3月8日1時58分 八丁原発電所にあるバイナリー発電プラント=大分県九重町 温泉のお湯を使って電気を起こせる「地熱バイナリー発電」をご存じですか。国内の電力会社では九州電力が1基動かしているだけですが、国内の「地熱資源」をフルに生かせば原発8基分もの電力をまかなえるという試算もあります。設備も小型。二酸化炭素(CO2)の排出抑制を担う柱の一つになるかもしれません。 大分県西部、九重連山に囲まれ温泉通に人気の筋湯温泉から数百メートルの坂を上ると、湯気が空を白く染めていた。九州電力の八丁原(はっちょうばる)地熱発電所だ。地熱としては国内最大の出力11万キロワットを誇る。 一角に地熱バイナリー発電設備がある。幅16メートル、奥行き24メートル。コンビニエンスストアくらいの敷地の中に、タービンや発電機などの主要機器がすべて収まる。地下約2千メート
*トピックスの内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。 当社はこのほど、地熱や工場排熱等を利用して発電する、高効率・小型バイナリー発電システム「マイクロバイナリー」(型番:MB-70H)を開発し、本年10月より販売を開始します。システムの最大発電端出力は70kWで、100kW以下クラスでは、国産初の商品となります。本体ユニット価格は2,500万円で、今後機種を拡充し、2015年度迄に年間売上高30億円を目指します。 バイナリー発電とは、加熱源により沸点の低い作動媒体を加熱・蒸発させてその蒸気でタービンを回し発電するシステムで、低位の産業排熱や地熱等を利用するものです。地球温暖化対策や東日本大震災後の電力需給問題から、再生可能エネルギーや未利用低位エネルギーの活用による省エネや発電のニーズが高まっており、さらに
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