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ブックマーク / mric.tanaka.md (9)

  • MRIC: MRIC 臨時 vol 40 「臨床研修制度をめぐる医系技官の思惑」

    2009年3月3日発行 東京大学医科学研究所 先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門 上 昌広 今回の記事は村上龍氏が編集長を務めるJMM (Japan Mail Media) 2月25日発行の記事をMRIC用に改訂し転載させていただきました。 先日、医師臨床研修制度の見直しが大きく報道されました。5年前、「臓器を見て人を見ない医師ばかりになり日の医療が荒廃している。すべての医師にプライマリケア(初期の幅広い診療)を」という理念を掲げ、鳴り物入りで登場した制度でしたが、あっけなく方針転換されました。 そこで今回は臨床研修制度見直しの背景を紹介し、わが国の医療行政が抱える問題点を議論したいと思います。 【 制度導入前から見えていた破綻 】 繰り返し報道されているとおり、2004年に導入された臨床研修制度は、地方の医師不足を加速させる結果を招きました。しかもそれは、制度導

  • MRIC: 臨時 vol 166 「拝啓二階殿:兵庫県立柏原病院の小児科を守る会からの手紙」

    2008年11月13日発行 ■□ 「モラルの問題」との非難、批判は妥当でしょうか? □■ 兵庫県立柏原病院の小児科を守る会 代表 丹生裕子 私たち「県立柏原病院の小児科を守る会」は、兵庫県丹波市で、「子どもを守ろう、お医者さんを守ろう」をスローガンに活動しているグループです。市民を助けたいと思っている医療者と、助けてほしいと思っている市民の間に横たわっている溝を埋めようと、活動をしています。 先日の「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思います。忙しいだの 、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」という二階俊博経済産業大臣の発言は、患者を救おうと、過酷な労働環境の中でがんばっておられる産科、小児科、いわゆる周産期医療にたずさわっておられるお医者さんの心を折る発言ではなかったかと、残念に感じています。 赤ちゃんは、何時に生まれるか分かりません。私の3人の子どもは。

  • MRIC: 臨時 vol 165 「二階俊博経産相の『医者のモラルの問題』発言への抗議文」

  • MRIC: 臨時 vol 138 「ここで頑張ってこそ、大野病院事件に区切りが付けられる」

    MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 ――加藤克彦医師の無罪が確定してから1ヵ月も経たないうちに、妊産婦死亡した方のご遺族を支援する活動をお始めになりましたね。いろいろな意味で驚いたのですが、まずこれまでやってきた加藤医師の支援活動と今回の活動とどのように関係するのですか。 まず誤解している方が多いようなので断っておきますと、大野病院事件で亡くなった方、そのご遺族に支援金を贈ろうとしているわけではありません。あくまでも今後発生するであろう妊産婦死亡の方が対象です。もちろん今後の運動の進み具

  • MRIC: 臨時 vol 127 「私は医者という仕事をまっとうしたいので患者の立場には立ちません」

    MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 難病の患者から、「あんたみたいな健康な医者に、俺の苦しみや恐怖がわかってたまるか」というようなことを言われたと仮定する。そんなとき私はこう答えるであろう。 「おっしゃるとおりです。私は健康ですし、あなたではないのですからあなたの苦しみや悲しみを体験することもできないし、当の意味ではわかりません。しかし、私もこの世界で十何年生きてきて、自分なりに過去の悲しい経験を基にあなたのつらい気持ちを推測するべく日々努めています。医師とはそういうものであると、いつ

  • MRIC: 臨時 vol 126 「医療再生のための工程表」

  • MRIC: 臨時 vol 120 「福島県立大野病院事件地裁判決についての感想」

    MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 1、「医療水準論」について (1)「為すべきことを為した者は、生じた結果について非難されるべきではない」、逆に言えば、「為すべきことを為さなかった者は、生じた結果について非難されるべき」という理屈は、ごく常識的なものと言える。 過失とは、結果を予見でき、回避することもできたのに、不注意にもこれを予見せず、または回避しなかったことを言う。これを極端に解釈すると、およそ危険性のある行為は一切許されず、危険な行為をして結果が生じたなら常にその責任を負わされる

  • MRIC: 臨時 vol 118 「厚生労働省第3次試案に対するパブリックコメントの分析」

    MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 厚生労働省は、2008年4月3日に医療安全調査委員会に関する「医療安全の確保に向けた医療事故による死亡の原因究明・防止の在り方に関する試案―第3次試案」を公表し、この試案に対するパブリックコメントを募集した。また6月には公募したパブコメを、厚労省のホームページで公表した。さらに、6月3日には、その改訂版である「医療安全委員会設置法案(仮称)大綱案」が公表され、これに対するパブコメが募集され、現在も募集中である。今回、厚生労働省ホームページに公表された、

  • MRIC: 臨時 vol 86 「舛添要一・厚生労働大臣 インタビュー」

    MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 ――『安心と希望の医療確保ビジョン』のセールスポイントを教えてください。 一番、国民が心配しているお医者さんの不足、奈良で妊婦さんがたらい回しされて大阪へ連れて行かれて死産したとか、そういう話がいっぱいありますでしょ。小児科が足りないとかね。そういう問題に対して、基的に厚生労働省担当相としてどう対応するか考えましたということです。 国民みんなが足りない足りないと思っているのに、平成9年の閣議決定以来、歴代の厚生労働大臣は役人にそそのかされたのか、医師は十分に

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