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自転車事故の7割は交差点で発生し、その主要因は自転車の歩道走行とみられることが、元建設官僚で住信基礎研究所の古倉宗治研究理事の分析で分かった。自転車を除く交差点での事故率は全体の4割強にとどまり、自転車の事故率は突出。大半は車との事故で、歩道を走る自転車が交差点に進入した際、車道走行時よりも車の死角に入りやすいためだという。自転車の車道走行は危険視されがちだが、むしろ歩道走行の方が危険性が高い実態が浮かんだ。(社会面に「銀輪の死角」) 古倉氏が警察庁所管の財団法人「交通事故総合分析センター」に自転車事故の発生場所の調査を依頼したところ、01年の全国の自転車事故17万5223件のうち71%に当たる12万4574件は交差点で発生。自転車を除いた交差点事故の割合は43%にとどまった。警察庁によると、09年でも自転車事故15万6373件のうち交差点での発生は11万3761件で、73%にのぼる。 古
市街地を疾走する選手たち=23日午後、宇都宮市、上田潤撮影 宇都宮市の6車線の目抜き通り「大通り」を全面通行止めにし、74人のプロ自転車選手らが速さを競う自転車レースが23日、行われた。市街地の中心ビル街をコースにしたレースは国内では珍しく、沿道を埋めた全国から集まった自転車ファンや市民ら約3万人が歓声を上げた。 アジア最高峰の自転車レースとして知られる「ジャパンカップサイクルロードレース」(主催・宇都宮市、日本自転車競技連盟)。周回レース「クリテリウム」で選手たちは、車なら20キロオーバーの速度違反になる時速約60キロの猛スピードで1周約1.6キロのコースを20周した。 1992年から宇都宮市で開かれている国際大会で、今回が19回目。昨年までは大会2日間とも市内の山間部を会場にしていたが、自転車を主役にした街づくりを目指す宇都宮市が「レースの認知度をあげたい」と、初めて初日の一部の
◇重大事故、高まる危険性 自転車と歩行者の事故急増について、元建設官僚で現在は自転車交通の研究に取り組む元田良孝・岩手県立大教授(59)が「政策的に自転車を軽視してきたことを反省している」と、毎日新聞の取材に語った。事故対策には自転車と歩行者の通行の分離が不可欠として「自転車専用の通行空間整備が必要。政府は腰を据えなければならない」と訴えた。【北村和巳、馬場直子】 元田氏は75年に旧建設省入省。キャリア技官として道路行政全般を担当、土木研究所交通安全研究室長や大阪国道工事事務所長などを歴任した。98年に退官後、自転車道整備の歴史や利用実態などを研究する中で、自転車行政の不十分さを痛感したという。 官僚時代は、車の激増による渋滞深刻化を受け、車の円滑走行に向けた道路整備ばかりを考えていた。92年に「自転車先進国」とされるオランダを視察、整備された自転車道を見て、「こういうものがあることを初め
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