「ペットの敵討ち」に驚き 厚労省幹部、憤り隠さず2008年11月24日12時0分 印刷 ソーシャルブックマーク 厚生労働省では、小泉容疑者が飼い犬を保健所で処分された30年以上前の出来事を動機に挙げている点に、驚きと怒りの声が広がった。 舛添厚労相は23日、滞在先の神奈川県湯河原町で、「絶対にテロは許さない。そのことを声を大にして言い続けたい」と、力を込めた。また、「ペットを保健所で殺されたなら、なぜ年金の担当者にいくのか、不明な点がたくさんある」とも述べ、年金行政に通じた元事務次官2人が標的とされたことへの疑問を口にした。 報道各社へのメッセージには、多くのペットが殺処分される現状への憤りも書かれていたが、狂犬病の場合の措置を除き、飼い主が持ち込むなどしたペットの殺処分の根拠となる動物愛護管理法は、現在は環境省の所管。01年の中央省庁再編で総理府から移管された。しかも、実際の処分は自治体