DYM社はタイのホアヒンのビーチで社員一同が全裸で騒ぐという問題を起こし、マスメディア・ネットなどで大バッシングを受けました。その結果、大量の悪評がネット上に拡散してしまった訳です。 これに対し、DYM社は「DMCA手続き」を利用して、会社ロゴ、サイトのキャプチャー、プレスリリースを「無断引用」したとして、自社にとって都合の悪いコンテンツを Googleへ削除申請していました。つまり、DYM社は自社への誹謗中傷・風評被害対策として「DMCA手続き」を悪用したことになります。 ここで「DMCA手続き」について補足しておきましょう。 米国にDMCA(デジタルミレニアム著作権法)という法律があり、このDMCAに違反とされたコンテンツに対して、Googleは検索結果からの削除対応を行っています。簡単に言うと勝手に画像を転載するなど他人の著作権を侵害していることが確認された場合、そのページを検索結果