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2023年4月14日のブックマーク (2件)

  • 「脱中国依存」へ 目覚めよ「日本の海底資源」世界需要の数百年分のレアアースが日本海底にあった 

    中国の習近平政権が、レアアースを加工して磁石にする製造技術を輸出規制すると発表しました。レアアースとは、スマートフォンやパソコン、次世代自動車などの生産に必要な物質です。 中国は、レアアースの生産量も世界の6割を占めており、規制によって資源から加工技術まで、これからの脱炭素社会の主導権を握ろうとしています。資源を持つ国が世界の覇権を強めようとしている中、日にもある秘策が。東京都小笠原諸島、日の一番東にある南鳥島。その海底には、泥状のレアアースがありました。 南鳥島のレアアースの研究に携わる東京大学大学院工学系研究科 中村 謙太郎さんに話を聞きます。 ―――南鳥島周辺にあるレアアースはどれくらいの量なのでしょうか。 研究や調査が進んでいる一部のエリアだけで、総レアアース資源量は1600万トンを超えると見積もられています。これは、世界の数百年分の需要に相当する膨大な量です。全域になると、ほ

    「脱中国依存」へ 目覚めよ「日本の海底資源」世界需要の数百年分のレアアースが日本海底にあった 
  • 東レが量産技術を開発、レアアース使わない「高耐久性ジルコニアボール」の効果 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    東レは、レアアースを使わない高耐久性ジルコニアボールの量産技術を開発したと発表した。電気自動車(EV)などに使用されるリチウムイオン電池用電極材料を砕くのに用いることで、顧客企業はボールの交換頻度を低減し、製造コストを削減できる。2023年度中に滋賀事業場(大津市)内で年間100トンの生産を目指す。現行の設備を活用するため、追加の設備投資は不要。30年度にジルコニアボールで数十億円の売り上げを目指す。 主成分には低温焼結型のジルコニア、安定化剤には非レアアースを採用する。具体的な原料は現時点で非公表だが、カルシウムやマグネシウムの酸化物といった一般的な原料を想定する。価格は今後詰める。 実験では現行のジルコニアボールと比べ水熱処理後の脆弱結晶の発生率を約40%、分散試験後の摩耗量を約30%改善した。従来の一般的なジルコニアボールに用いるイットリアの産出は中国に集中しているため地政学的な供給

    東レが量産技術を開発、レアアース使わない「高耐久性ジルコニアボール」の効果 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社