衣類の形状を推定する方法 − 衣類の変形を予測しながらロボット等に必要な情報を観測画像から抽出 − 特許 第3855050号 (出願2002.10) 1.目的と効果 柔らかな物体をロボットなど自律したシステムで自動的に取り扱うための視覚認識技術です。対象がさまざまな形に変化しうる衣類のような場合、取り扱う時点でその対象物がどのような状態であるかを正しく把握しなければ作業が行えません。そこで対象物の変形を計算機で予測しながら観察することにより、その状態を推定します。これによって、自律システムが行える作業の幅の拡大が期待できます。 [適用分野] ● ロボットの自律化 ● ファクトリオートメーション ● アパレル産業システム 2.技術の概要、特徴 例えば2本のマニピュレータで衣類を取り扱う場合、基本的な作業は2本の腕による持ちかえ動作の繰り返しで実現できます