● 難しい動作をいかに簡単に実現するか、知恵のからくり部門 3月10日、11日の両日、東京文京区の中央大学理工学部 後楽園キャンパスにおいて「第10回ロボットグランプリ」が開催された【写真1】【写真2】。主催は社団法人 日本機械学会。ロボットグランプリは、同学会が100周年の記念行事として始めたもので、今年で10回目を迎える。「工学技術をスポーツする文化」を創生することによって、「もの作り産業」を発展させる基盤を確立すべく、毎年催されているイベントだ。本大会は、平成18年度 文部科学省 科学研究費補助金「研究成果公開促進費」補助事業にも選ばれている。 大会には3つの部門がある。初日は「大道芸ロボット競技」、2日目は「ロボットスカベンジャー競技」と「ロボットランサー競技」が開かれた。ここでは初日に開催された大道芸ロボット競技会を中心にレポートする。 初日の大道芸ロボット競技では、道端でパフォ
3月12日(月)、東京大学弥生講堂にて、第一回IRT(Information and Robot Technologies)国際シンポジウムが開催された。海外からも著名な研究者を招き、全体を通して英語のみ(通訳無し)という講演会である。 筆者も、同大学の産学連携本部で共同研究員を務めているので(研究テーマはロボットとは関係ないが)、聴講に行ってきた。以下、簡単に報告する。 まず由来となったIRTは、東京大学のロボットに関する共同研究プロジェクトを指している。大学内の研究シーズと民間の物作りの経験を結集して、小型の生活支援ロボットを開発しようという試みだ。 現状は、東京大学から、デバイス、制御システム、IRT環境、サイバー・インターフェイス、ロボティック・システムの5つのチームが、また民間からは、トヨタ自動車、オリンパス、セガ、凸版印刷、富士通、松下電器産業、三菱重工業の7社が、共同参画して
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