平成19年3月28日 東京都千代田区四番町5-3 科学技術振興機構(JST) 電話(03)5214-8404(広報・ポータル部広報室) URL https://www.jst.go.jp JST(理事長 沖村憲樹)は、独創的シーズ展開事業・委託開発の開発課題「窒化アルミニウム単結晶の製造技術」の開発結果をこのほど成功と認定しました。 本開発課題は、早稲田大学名誉教授 一ノ瀬昇らの研究成果を基に、平成15年12月から平成18年12月にかけて、株式会社フジクラ(代表取締役社長 大橋一彦 東京都江東区木場1-5-1、資本金 53,075百万円、電話:03-5606-1063)に委託して、企業化開発(開発費約310百万円)を進めていたものです。 本新技術は、青色・紫外発光素子、および高耐圧・高周波素子の実現に有望な基板材料である窒化アルミニウム単結晶の製造技術に関するものです。 巨大市場に成長しそ
ソウル大学獣医科の李柄千(イ・ビョンチョン)教授チームは韓国でのクローンオオカミの誕生に成功し、論文も作成していたが、ES細胞問題の影響で世界的な雑誌への掲載ができなかったことが分かった。 李教授チームは雌オオカミの皮膚細胞を核が取り除かれた犬の卵子と融合させてクローン受精卵を作り上げた。その後代理母となる犬の子宮に着床させ雌のクローンオオカミ2匹を誕生させた。 李教授チームはクローンオオカミの論文をクローン犬・スナッピーの研究を発表したネイチャー誌に投稿したが、ES細胞論文捏造事件の影響で同誌が掲載を拒否した。クローンオオカミの論文に黄禹錫(ファン・ウソク)氏の名があったからだ。当時論文を審査した編集委員は一部を修正すれば掲載を検討するとしたが、編集長の職権で掲載不可の方針を決定したという。 その後クローンオオカミの論文は、クローン羊・ドリーを誕生させたイアン・ウィルマート氏が編集
Shelley Minteer博士 米セントルイス大学(Saint Louis University)のShelley Minteer博士は、砂糖で充電できる燃料電池の開発が順調に進められていることを明らかにした。今月25日(米国時間)に開催された米国化学会(ACS: American Chemical Society)の第233回総会で研究が発表された。 Minteer氏が開発する燃料電池は、ジュースから樹液に至るまで、あらゆる糖分を原料にして充電が可能。1回のフル充電で、一般的なリチウムイオン電池と比較して、最高3〜4倍のバッテリ性能を引き出せるという。 生物界においては、ブドウ糖がエネルギー源となっていることが知られてきたものの、実際のバッテリ開発で同様の原理を応用しようとする研究は、まだそれほど進んでいないと同氏は説明。砂糖を用いて充電する電池開発は、今回が世界初ではないとされるも
【写真1】東京辰巳国際水泳場の25×25mのダイビングプールと、50×25mのメインプールで大会が催された。ダイビングプールは水深が5mほどあり、のぞき窓も設置されている。水中ロボットの競技に最適な環境だ 3月24日、「2007水中ロボットコンベンションin東京辰巳国際水泳場」が開催された。主催は日本管財(東京辰巳国際水泳場指定管理者)、水中ロボコン推進協議会、MTS日本支部、IEEE/OES日本支部。本イベントは今回で2回目となるが、昨年神戸で開かれた大会の4倍以上の規模になった。出展数も80機以上あり、大きなロボットでも稼働できる環境で大会が催された【写真1】。 デモンストレーションはロボットの種類に分けて系統的に行なわれた。ここではロボットの種類に分けて、印象に残った水中デモの模様などを紹介する。 ● アクアバイオロボット部門 特に印象的だったのは、アクアバイオロボット部門のデモだっ
2007年3月27日 暗号に挑戦 (1) サイモン・シン『暗号解読—ロゼッタストーンから量子暗号まで』の付録である暗号の問題に挑戦してみた。ちなみに既にすべての正解者が出ており、その解法も公開されている(英語)。 ステージは全部で10ある。まずステージ1から解いてみよう。問題は以下の通り。 ステージ1:簡単な単アルファベット換字式暗号 BT JPX RMLX PCUV AMLX ICVJP IBTWXVR CI M LMT’R PMTN, MTN YVCJX CDXV MWMBTRJ JPX AMTNGXRJBAH UQCT JPX QGMRJXV CI JPX YMGG CI JPX HBTW’R QMGMAX; MTN JPX HBTW RMY JPX QMVJ CI JPX PMTN JPMJ YVCJX. JPXT JPX HBTW’R ACUTJXTMTAX YMR APMTWX
心臓が停止した瞬間死ぬのですか? まだ臓器などは生きているのでは? 全細胞の活動が停止したときが死ですか?
米セントルイス大学のシェリー・ミンティア教授らが、砂糖をエネルギー源とする燃料電池を開発した。炭酸飲料から樹液まで、糖分が含まれた液体であれば何でも利用でき、1度の補給でリチウムイオン電池の3倍から4倍持続するという。研究成果は3月25日、米国化学会(ACS)第233回全米会議で発表された。 ミンティア教授はプロトタイプとして切手サイズの電池を用い、電卓を動かす実験に成功した。今後の実験で性能向上が認められれば、3年から5年で実用化できるとミンティア教授は言う。 これまでの実験で、同教授は電池のエネルギー源としてブドウ糖、気の抜けた炭酸飲料、粉末飲料を水に溶いたもの、樹液を使用、成功している。最も補給能力が高かったのは普通の砂糖を水に溶いたものだった。 関連記事 台湾メーカー、ノートPC用の燃料電池をCeBITに出展 台湾のAntig TechnologyとAVCは、「世界初の商用ノートP
【2007年3月26日 富山大学】 富山大学と国立天文台の研究チームが、オリオン大星雲が発する電波の一部について、星雲中の有機分子が大きくねじれながら回転することで生じていることをつきとめた。実験室での測定を20年前に野辺山電波望遠鏡が観測したデータと比べた成果である。星の誕生現場で起こっている化学反応の解明に役立ちそうだ。 オリオン大星雲とギ酸メチル(提供:小林かおり(富山大学)、小形和己(富山大学)、常川省三(富山大学)、高野秀路(国立天文台 野辺山宇宙電波観測所 / 総合研究大学院大学)) ねじれて動くギ酸メチル。グレー:炭素原子、赤:酸素原子、水色:水素原子(提供:同上) オリオン大星雲(M42)は星形成が活発なガス領域で、星が生まれる過程を探るために赤外線や電波でさかんに観測されている。星雲中のガスには、大型の有機分子を含む多くの種類の分子が存在することが知られており、さまざまな
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