2008年2月2日、ベルギーのJalhayで雪だるまを作る女の子。(c)AFP/BELGA/MICHEL KRAKOWSKI 【3月4日 AFP】生物有機体が雨や雪の形成において重要な役割を果たしているという研究が2月28日、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 このような有機体とその水循環における重要性の発見は、天気予報の精度の向上や生物圏と気象の関係をより深く理解することに役立つと、研究チームは結論付けている。 研究の主著者、ルイジアナ州立大学(Louisiana State University)のブレント・クリストナー(Brent Christner)氏は、将来的にはこの有機体を使って乾燥地帯にも雨を降らすことができるようになるかもしれないと指摘する。 雲の中にあり、雨や雪の基になる氷晶がマイナス40度以上の温度帯で雨や雪になるためには、「氷核」と呼ばれる粒子の1種に