ヒトのふん便に含まれる100兆個の細菌を病気の治療に生かす研究開発が加速し始めた。解析技術が進化し、腸内細菌と病気の関係が詳しくわかってきたためで、中堅製薬の日東薬品工業(京都府向日市)は動脈硬化の治療薬の開発に着手。人工知能(AI)を活用した予防技術の開発も進む。2020年代半ば以降の1兆円市場をにらみ、各社は腸に宿る「茶色いダイヤ」に磨きをかける。阪急京都線「西向日駅」から徒歩5分。日東薬
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