とある理由から、私は地方の田舎の私立大学に編入してぼっちになって浮きました。 その大学は車で通学できるのでいつも車で私は通っていました。 ぼっちになってから、友達ができない理由より過去問入手不可のため、精一杯自力で勉強しある年に賞をもらいました。 すると急にある男子学生が私によく声をかけてくるようになったのです。 「過去問をもっているので、よければコピーさせてあげるよ」 「なにか情報が入ったら教えてあげる」 と親切にも言ってくれるので、わたしも過去問があるならやりやすいかなと思いつつ見せてもらうことが2回ほどありました。 特に親しいわけではありませんが、試験時期になるとよく声をかけてくるので恐縮しつつコピーさせてもらうことをしていました。 それが1年ほど続き、たまにメールで学内の試験情報連絡を交わしている状態が続きました。 私がぼっちなのは相変わらずです。 ところが、ある夏の日に思案してい
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