犬の爪は、1本の肢に4~5つあります。 5つ目の爪は狼爪と呼ばれており、中にはない子もいますが、先祖であるオオカミからの名残と言われています。 爪切りをするうえで忘れがちなのが、この狼爪です。 地面に接していないため、普段の生活で削れることはありません。 そのため、伸び続けると巻き爪になってしまい、肉球に食い込んでしまうこともあります。 そうなると、傷口から菌が入り炎症を起こしてしまいます。 また、他の爪も伸ばしすぎてしまうと、中を走っている神経や血管も一緒に伸びてしまうため、短く切ることができなくなってしまいます。 伸びすぎた爪がカーペットやマットに引っかかって折れてしまうこともあります。 散歩や外に連れ出す機会が多く、運動量の多い子は地面に擦れて自然と少しずつ削れていきますが、室内犬や運動量の少ない子は削れにくいため、こまめにチェックしましょう。 爪の長さは、立った時に爪の先が地面につ