東京都後期高齢者医療広域連合は、療養費の通知書1万879通について、実際の支給額より高額な書面を送付していたという。中には3兆5100億円と誤記された例もあったそうだ(朝日新聞の記事,都広域連合によるお詫び)。 通知書作成時の操作ミスが原因とのこと。支給額は13桁で入力しなければならず、たとえば「1351円」を入力するには「0000000001351」と入力しなければならないのだが、ここに「1351」と入力してしまうと「3510000000000」、つまり3兆5100億円になってしまうという。そのほか、月はかならず2桁での入力が必要なのだが、「08」と入力するところを「8」と入力したために「80月」になってしまった、という例も多いそうだ。 0を入力し忘れるだけで先頭の1を消してしまうUIの設計の方に興味を引かれてしまった、不謹慎なタレコミ子であった。