N700Aの見分け方大きな「A」のロゴが入ったN700A=静岡県浜松市のJR東海浜松工場新型車両「N700A」=JR東京駅 【荻原千明】コンピューター制御で遅れを取り戻す「考える新幹線」N700Aがデビューして最初のゴールデンウイーク(GW)。東海道新幹線では、5年半ぶりの新型車両で、乗り心地をよくする工夫もこらされた。とはいえ、導入率はまだ5%程度。どの列車にN700Aが使われるかは直前までわからない。確実に乗るためには――。 N700Aは、N700系をベースに開発された。「A」は「Advanced」(進んだ)の頭文字だ。2月に営業運転を始め、現在は山陽区間にも乗り入れ、7編成が走る。JR東海は旧型の700系約50編成、主流のN700系約80編成でも運転しており、単純計算すると、「A」に乗れるのは、ほぼ20回に1回にすぎない。 JR東海によると、「A」で運転する列車はダイヤ上、固定